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Briarを手早く始める案内

Briarとは?

Briarは活動家、ジャーナリスト及び通信を安全、容易かつ堅調な方法で行いたい他の誰かのために設計された、メッセージングアプリです。

従来のメッセージングアプリとは似つかず、Briarは中央サーバー上で中継しません。メッセージは利用者の端末間で直接同期されます。

インターネットが中断している場合、BriarはBluetoothかWi-Fiを経由して同期でき、危機中に情報の流れを保ちます。インターネットが回復した場合、BriarはTorネットワークを経由して同期でき、利用者と利用者の関係を監視から保護します。

アカウント作成

初回Briarアプリ起動時にアカウントを作成するか聞かれます。アカウントはパスワードで暗号化され、あなたの端末上で秘密裏に保管されます。

後に変更できないニックネームを、慎重に選択してください。現実と同じように、他の人も同じニックネームを選択できます。

推測が困難だが覚えやすいパスワードを選択してください。パスワードを忘れた場合、アカウントへのアクセスを得る方法はありません。

アカウントを急いで削除する必要がある場合は、単にBriarアプリをアンインストールするだけです。

電池設定

ニックネームとパスワードを選択後、Briarはバックグランドで稼働可能にするため、電池最適化を無効にする権限を求めます。これは、Briarは自らメッセージを受信する必要があり、バックグラウンドにあるときにはあなたのために、サーバーなしでメッセージを受信する必要があるためです。

HuaweiとXiaomiの端末上では、Briarがバックグラウンドで稼働するための更なる手順を行うか尋ねられます。慎重に指示に従ってください。

連絡先を追加

アカウント作成後、空の連絡先一覧が表示されます。連絡先を追加するには、足すボタン(+)を押してください。二通りの選択肢があり、追加したい人が近くにいるかどうか次第で決まります。

追加したい人が近くにいるならば、「近くにいる人を連絡先に追加」を選択してください。追加したい人が近くにおらず、インターネットにアクセスしているならば、「離れた場所にいる人を連絡先に追加」を選択してください。

近くにいる人を連絡先に追加

「近くにいる人を連絡先に追加」を選択したとき、Briarは連絡先のQRコードを読み取ることができるカメラを使用する権限を求めます。Briarはまた、Bluetooth経由で連絡先に接続できる位置情報にアクセスする権限を求めます。Briarは位置情報を保存、共有、またはアップロードをしませんが、この権限は付近のBluetooth端末を発見するために必要です。最後に、BriarはBluetoothをオンにする権限を求め、あなたの端末は短時間の間、付近のBluetooth端末に見えるようにします。

全てのこれらの権限を付与した後、BriarはQRコードとカメラの撮影範囲を表示します。連絡先のQRコードを読み取り、自分のものを連絡先に読み取らせてください。約30秒後、端末はお互いに接続され、連絡先は連絡先一覧に追加されるはずです。

端末がお互いに接続するのに失敗した場合は、連絡先一覧に戻り、この過程を再び始めてください。

離れた場所にいる人を連絡先に追加

「離れた場所にいる人を連絡先に追加」を選択したとき、Briarは追加したい人に送るべきリンクを表示します。Signalのような、他のアプリを経由してリンクを送信できます。連絡先も、そのリンクをあなたに送信する必要があります。連絡先のリンクを貼り付け、その人のニックネームを選択してください。あなたと連絡先はBriarで双方向に署名され、インターネットアクセスがある場合は、連絡先は数分内に連絡先一覧に追加されるはずです。

メッセージを送信

最初に連絡先を追加した後、最初のメッセージを送信するには、連絡先一覧内の名前をタップしてください。Briarがインターネット、Wi-FiまたはBluetooth経由で連絡先に接続されたとき、連絡先の名前の隣の環は緑になります。

連絡先を紹介

紹介機能を使用して連絡先を紹介することで、実際に会わなくてもお互いを追加することができます。

ブログ投稿を書く

ブログ機能を使用して、あなたの全連絡先が見れる投稿を書けます。また、他の人の投稿をブログ再掲すると、あなたの連絡先がそれらを見れるようになります。

送信された後のブログ投稿は削除できないということを念頭に置いてください。

フォーラムを作成

フォーラム機能を使用して議論のグループを作成して、連絡先を参加させるために招待できます。フォーラムに所属する誰もが、各々が持つ連絡先を参加させるために招待できます。

オフラインで通信

BluetoothやWi-Fiの通信距離は、障害物にもよりますが、10メートル程度です。これでは、街中や大きな建物の中で通信するには不十分です。そこでBriarは、近くにいる連絡先からメッセージを受け取ると、そのメッセージを保存し、後で他の連絡先が圏内に入ったときに(例えば、ある場所から別の場所に移動したときに)メッセージを渡すことができます。

Briarはあなたの連絡先とだけメッセージを同期し、Briarを実行している近くの他人とは同期しないことに注意してください。また、各連絡先と共有することを選択したメッセージのみが同期されます。例えば、あなたがXとYの連絡先をフォーラムに招待し、XとYが承諾した場合、そのフォーラムのメッセージは、XまたはYと圏内にいるときはいつでも同期されます。そのため、ある場所でXからフォーラムのメッセージを受け取り、別の場所に移動してYにそのメッセージを届けることができます。

ただし、これは非公開メッセージでは機能しません。それらは送信者と受信者の間で直接同期のみされます。

連絡先にオフラインで通信

Briarの連絡先に会ったとき、会話画面の「Bluetooth経由で接続する」機能を使用して、端末間でBluetooth通信を行えます。一度これを行った後は、端末は今後自動的に接続しますが、これは圏内に連絡先が来た後に1、2分かかる可能性があります。待ちたくなければ、「Bluetooth経由で接続する」機能を再び使用して、即座に通信を行えます。

Wi-Fi圏内にいる人たちのグループに通信したい場合、一人の電話機にWi-Fiホットスポットを作成すると便利です。ホットスポットがインターネットに接続されていなくても、Briarは同じホットスポットに接続している連絡先と通信するために使用することができます。

電話機をあちこちに持ち歩くのが危険な場合(検問所など)、USBスティックやSDカードを使って暗号化されたメッセージを同期させれば、より目立たずに持ち歩くことができます。

オフライン伝達にフォーラムを使う

フォーラムは、インターネットに接続していない人たちのグループでも連絡を取り合うことができる良い方法です。フォーラムに参加している全人員間でフォーラムの投稿が同期されるようにするには、全人員を紹介して連絡先にし、全員が他の全員をフォーラムに招待し、既にフォーラムに属する場合でも招待を受け入れるようにします。これにより、2人の人員がBluetoothまたはWi-Fiの圏内にいるときはいつでも、受信したフォーラムのメッセージを同期することができます。

アプリを共有

グループ内の誰かがBriarをインストールする必要があり、インターネット接続していない場合には、Briarのメインメニューから「このアプリをオフラインで共有」を選択して、その人とアプリを共有できます。これにより、インターネットに接続されていないWi-Fiホットスポットを作成して、そこであなたの端末からアプリをダウンロードすることができます。

電池と通信量の温存

Briarは、インターネット経由で連絡先に接続するために、多くの電池と通信量を使用します。そのため、移動中、特に携帯電話の回線が限られている場合は、オンラインとオフラインの通信にBriarを使う必要があるか、またはオンライン通信にはSignal等を使い、オフライン時にはBriarを使用する方が良いかを検討する必要があります。自分と連絡先がBriarでオンラインになる時間帯を決めておき、それ以外の時間はオフラインにしておくこともできます。

Briarのメインメニューから「設定」→「接続」を選択することで、Briarがインターネットを使うかどうかを制御できます。充電時のみインターネットに接続する、Wi-Fi接続時のみインターネットに接続するなどの選択肢もあり、電池や通信量を節約することができます。

フィードバックを送信

この案内は使いやすいでしょうか? 追加、削除、もしくは明確にすべき何かがありますか? 期待通りにアプリが機能しますか?

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